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あえて「中途半端」で止める練習を②/2
2013年08月01日
前回の続きです。
では、やり過ぎに気づきやすくし、予防するにはどうすれば良いのでしょうか?
一つは、今井孝さんという方がセミナーかメルマガの中で話しておられたことですが、
①短期・中期・長期でそれぞれ、楽しみごとを予め自分に予約しておくことです。
・毎日1つの、ちょっとした楽しみ。
例
好きな作家の読書を20分間。
気に入りの入浴剤を入れてゆっくりお風呂に入る。
・週一度の楽しみ。
例
チェックしておいた映画を観にいく、レンタルDVD鑑賞。
気の置けない友達と外食
・月一度の楽しみ。
例 チケットを買っておいたコンサートへ。
週末に泊りがけのハイキング。
・年に1回の楽しみ。
例 海外旅行。
スペシャルエステコースを受ける。
二つ目は、
②普段から、「未完成」「中途半端」な状態に慣れるようにしておく
やり過ぎてダウンしてしまう人は、いわゆる完璧主義な人が多いので、日ごろからあえて
「テキトーにやってても死にはしないわ」
と実感できるように、練習が必要です。
具体的にはいろんな方法が考えられるでしょうが、以前「たけしのニッポンのミカタ」というTV番組で面白い方法を知ったので紹介します。
そこに出てきた女性は、主に主婦向けの片づけアドバイザーだったと記憶しているのですが、片付かない、片づけに挫折する人というのは、意外なことに完璧主義的な人が多いそうです。
なぜなら、一部片づけ始めると次々と気になることが目に付き始め、それらを全部やろうとしてしまい、当然無理なので座せずする・・・という流れだそうです。
なのでその人がアドバイスしていた方法はネイル(マニキュア)を使ったものでした。
10本の指のうち、1本だけ塗らずに残すのだそうです。
当然、最初はその未完成な部分が気になって気持ち悪いのですが、それでも日々の家事その他に追われているうちに忘れ、しばらく経つと
「なんだ、別に中途半端でも支障ないじゃないか」
と実感し、それをきっかけに他の中途半端さ、例えば
「部屋の一部しか片づけられてない」
ことにも耐えることができ、かえってコンスタントに少しずつ片づけを進められるようになるとのことでした。
みなさんもご自分に取り入れやすい方法を工夫して、「中途半端」に慣れるようにしてみてくださいね。
書いた人 浜野ゆり : 2013年08月01日 21:50