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栄養療法的、簡単茶碗蒸し&プリン
2012年12月17日
栄養療法では糖質を減らしタンパク質を毎食しっかり摂ることを指導しますが、「標準的」な、糖質(炭水化物)中心の食事に比べて、お金と手間がかかりがちなのがデメリットです。
特にこれからの季節、風邪をひいて食欲がなくがっつり食べるのはまだ無理、でもおかゆでは栄養不足だし・・・などという場合も含め、簡単で安く、消化が良い、手軽なタンパク質おかずはいくつレパートリーがあっても良いものですよね。
そこで今回は茶碗蒸しについてです。
茶碗蒸しといえば、
「蒸す時間や火加減が難しいのでは?スが入ってしまう」
「やり慣れないので、具の用意など手間がかかりそうで・・・」
「蒸し器がない」
といった理由で敬遠されがち。
私も例外ではありませんでした。
でも先日、All About にて、時短家事の記事を書いている ももせいづみさんのレシピを発見。
この方法が優れていると思うのは、以下の点です。
・量を加減できる:卵1個~3個まで、選べます。
・蒸し器がなくてもOK
・加熱時間が2分だけ。鍋についてなくても良いので、朝の出勤前や帰宅後などでも手軽にできる。
・保温調理が条件だが、シャトルシェフなど専用の鍋がなくても、家にある物を使って代用可能。
・茶碗蒸しとしてだけでなく、味付けを甘くすればプリンにもできる。
記事本文にもありますが、茶碗蒸しを具なしで作ってしまい、その日の気分で適当にトッピングすればバリエーションを楽しみつつ、茶碗蒸しへのハードルが下がるので、使いでがあるメニューですね。
早速私も茶碗蒸しを作ってみたところ、確かに簡単で、満足できる味&触感で、これなら今後繰り返し食卓に登場させられそう。
私なりに気づいたいくつかの点を記録しておきます。
1)生地の濃さについて
毎日のお手軽料理としての茶碗蒸しなので卵液はこしていませんし、それで特に問題ないのですが、ボウルなどの中で作った卵液を食器に分け入れる前に、よく混ぜてできるだけだしと卵成分を均一に混ぜておくのが良いです。
でないと、だし(上澄み)成分が多い上の方は薄めで蒸し上がったものがややゆるく、逆にボウルの下の方は卵濃度が高く、その分蒸しあがりがやや硬めになります。
2)保温法
このレシピでは2分加熱後は保温調理に移りますが、保温鍋がなければ他の手段を使います。
私の場合は、加熱後鍋敷きに置いてから、バスタオル、更にタオルケットで巻いて保温し、無事加熱調理できました。
3)プリンバージョンなら、エリスリトール(※)などを使う
だし液の代わりに牛乳と砂糖を入れることでプリンにもなりますが、栄養療法者は当然、砂糖は別の甘味料に置き換える必要があります。
(※)我が家では商品名「エリスリム」を使用。製品によって、砂糖との甘さの比率が異なるので、製品のパッケージの指示に従って分量調整してください。
書いた人 浜野ゆり : 2012年12月17日 06:05