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(33)「適度」なスピリチュアル生活――占いについて14:一流の占い師による個人鑑定例
2012年12月29日
まついなつき氏が覆面で様々な占いを受け、その結果をレポートした『驚くほど当たる占い完全ガイド』(講談社刊)では、正確な占いとはどんなものか、実感をこめて描かれている部分があります。
まつい氏は、実際には 3児を持つシングルマザーで、(少なくともその本を書いている段階では)特に意中の人はいないが、十数例の占い師に鑑定を受けるにあたり、 3人の友人(仕事の分野が異なり、「極端なキャラクター」で、かつ奥さんと良い関係を維持している人)をダミーサンプルとして選び、「誰との相性が最も良いのか」を占ってもらったのです。
以下はその一例、四柱推命の O先生の鑑定でのものです。
なお「命式」とは、本人の生まれた瞬間の十二支などの組み合わせで、西洋占星術での出生図のような役割を持ちます。
そんな調子で、ダミー彼候補 3人分の命式も解読していくのだが「うん?なんでー?この人たちバツイチなの?特にこのふたりは、この年で結婚していないというのは、非常におかしい配偶者運なんだけどー」と社長業の Tさん(ビジュアル、芸能方面と事業内容、会社をおこした時期、新たなことを始めた時期、去年、大きな切り替わりがあった、奥さんがビジネスのパートナーであることなどよどみなく当てた)と同業の Kちゃん(親が有名人で親と同じか似た業種についていること。運がとても良すぎて、それが弊害になる可能性があることなどを当てた)の命式を指す。
これにはあわてた。「Tさんは、去年の切り替わりのときに離婚したので、バツイチですが、分かれた奥様とビジネス上のパートナーは続けています。Kさんは確かに妻帯者なんですが、今、お友達として一番気楽に仲良しなので、将来的にそんな話はないのかな・・・と」
必死でごまかす。
「ふ~ん」
そして、次はエリートHくんのことも、この調子でズバズバと。とにかく時期を当ててくるのが怖い。 (P.69-70 )
占いで開運をするには、まずは「本当の占い」をしてくれる、優秀な占い師を探すことです。
2010年 8月24 日フジテレビの番組「くちこみっ」では、覆面鑑定を受けて評価し、当たる占い師を探す「占い師サーチャー」の女性に言及していました。
残念ながら彼女の名前を字幕で読み損ねたのですが、この時代らしい仕事だと、思ったものです。
なお、開運法は表面的に行なうのではなく、あくまでも本人が自分の内面を改善することも心がけながら行なう必要があります(でないと無効なので)。
なお、この「スピリチュアルと理性」シリーズ記事の最終末尾には、占い鑑定によって出された助言をどのように受け止め、活用するかも述べていく予定です。
書いた人 浜野ゆり : 2012年12月29日 19:22