« 厳島神社 | トップページへ | (20)「適度」なスピリチュアル生活――占いについて »
(2)厳島神社
2012年11月26日
実は宮島に宿泊するのは、生まれて初めてでした。
大学のために上京するまでは、いつも日帰りで訪れ、遠足とか自由研究とか海水浴とか・・・。
なまじ地元にいると、「生活」の延長になってしまい、改めて土地の由来や、神社の種類や、名物のお店など調べずに過ごしてしまいがちですが、私もその一人でした。
弥山への主な登山コースのうち、最もポピュラーな「もみじ谷コース」以外を選んで歩いたのは、初めてかもしれません。
今回の旅行をするにあたって、他にもいくつか、初めて知る点がありました。
自分の忘備録を兼ねて、書いておきます。
・宮島では高級な宿が多く、ネット予約サイトにもそれらが主に載っているが、昔ながらの民宿や、国民宿舎もある。
ただし源泉かけ流しの宿は高級宿一軒のみ。
・宮島口(宮島の対岸)では、宮浜温泉という温泉があり、フェリー桟橋のすぐ近くに日帰り入浴施設もある。
宮島口にはビジネスホテルや民宿も見つけやすい。
・お土産はもみじ饅頭関係や牡蠣、広島菜が有名だが、「宮島焼」というのもある。(体験工房もあるようでした)
なんでも、厳島神社の敷地内の砂を材料に使った焼き物なので、そういうご利益も期待しての商品ということらしいです。
外見はかすかに緑がかった灰色ベースの厚手のもので、茶器や皿が中心のよう。
時間がなかったので手に取って見ることができなかったのですが、見る限り、質感は山口県の萩焼に似ているのではと思いました。
日常使いの湯飲みなどによさそうです。
今回は、いつもは帰路の時間を気にして足早に通り抜けるのみの商店街や、昔の表参道だったという町屋通りなどもゆっくり散策しました。
厳島神社は、その荘厳さ、水上に立つ美しさからもちろん大好きな神社ですが、今回は弥山や、宮島の街中のお宮さんにも何か所か立ち寄りました。
個人的には、白糸の滝から続く滝小路にある「粟島神社」が特に気に入りました。
こじんまりとしながらも明るい雰囲気で、なんだかとてもまったりしていました。
何の予備知識もなかったのですが、帰宅後確認すると、医薬品や病気平癒、安産の神様として、女性に人気だそうです。
あと、産業・商業、醸造方面も。
さて今回の旅行で感じたのは(月並みで、今さらと思われるでしょうが)、やはりiPhoneは便利だな~ということ。
往復新幹線で行ったので、移動時間が長いのですが、iPhoneのおかげで、日頃時間切れでなかなか十分できなかったことが片付いたのです。
・メールチェック。特に、気にはなっていたがなかなか読めなかった各種メルマガの読破と選別。
・グーグルリーダー等での、気になるブログ各種の更新情報をまとめてチェック
・アマゾンで、気になってカート保存していたままだった多数の本の内容チェックと、選別。注文の優先順位づけ
などなど。
もちろん、N700系以上なら東京~新大阪間はノートPCが無線LANにつながりますが、別に仕事をしに来たわけではないので荷物は増やしたくないし、iPhoneなら電池切れにさえ気をつければほとんどストレスなく各種サイトにアクセス可能。
それに窓際にはコンセントがあるので、電池切れの心配も実質ないわけです。
弥山登山を含む、宿泊してのゆったり宮島旅行は数年前から実行したかったものの一つなので、今回それがかなってとてもうれしかったです。
書いた人 浜野ゆり : 2012年11月26日 06:06