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昨日の朝の夢

2009年01月05日

数日後に初夢の記事をアップする予定だったのですが、昨日別の印象的な夢を見たので、自分の記録としても兼ねて、書いておこうと思います。


(夢の内容)
自宅のリビングに行くと、いつの間にか上がりこんだ猫がいる。
猫はアンゴラのような長毛種の黒っぽい色をしており、まだ成獣になる前の若い固体。一人で大人しく座っておりかわいいのでつい飼おうかなと思うが「いやいやそんなことをしたら旅行にも行けなくなってしまう。少なくとも今はまだ飼う時期ではない」と思い直し、猫に毛糸球のような気を引くものを見せて外に出してしまう。
締め出されたと気づいた猫はダッシュして戻ってきて、戸の向こう側にしがみついているが、私は何とか入れないようにがんばっている。


そのとき、見るとリビングの床に多数の虫の死骸が転がっている。
その多くは小さな甲虫類で、大半は既に時間が経って干からびている。
私は「わー、ちょっと気持ち悪いなあ、それに掃除が大変そう」などと思っている。


ここで気づくと、どうも隣室が騒がしい。
リビングの隣に、同じ大きさの部屋が(夢の中では)あるのだが、そこから10匹近い猫たちが乱入してくる。
隣の部屋で遊んだり駆け回ったりと好きなことをしている。
さっき外に出した猫も彼らに混じって舞い戻ってきたようだ。
私は「あーあ、リビングから出しても、あっちの部屋は戸締りがきちんとできないから、猫がどんどん入ってくるのを止められない。どうしようもないなこれは…」と諦めムードである。


というものです。
それで覚醒してすぐに思ったのが、前日に読んだ文章。
私が西洋占星術やタロットなどを学んだ松村先生の、1月3日の日記で、次のような夢が記載されていました。
松村氏が黒い子羊を牧場の柵の外に、段ボール箱に入れて出すという内容で、これは精神世界的な解釈では「通常の人間の意識を超えた異次元の意識と接触するための行動」を表す夢だそうです。


松村氏はずっと「人間三分節説」を唱えていて、人の意識は下位から順に「虫・羊・人」の3層構造になっており、大概の人は「羊」意識も「虫」意識も手つかず、つまり未開発で制御できていないが、これを知り開発することでより意識(世界観)が広がる、とするものです。


それでいくと、今回の私の夢で「虫が既に死に、猫が乱入してくる」というのは、不慣れな意識体への(未知ゆえの)恐れや嫌悪を表し、しかし「閉められないから仕方ない」と思っているのは、ちょっと怖いけど受け入れよう、と思っているのか。
あの夢で感じた不気味さは、タロットカードの「月」の意味するところによく似ていたことから考えても、普段とは違う意識段階にあるものが近づいてくることへの緊張感が出ていたのだろう、と思ったのでした。


いずれにしろ、この夢で刺激を受けたので、ここ数ヶ月遠ざかっていたタロットや生命の樹のパスの意味を復習したりする意欲や好奇心が戻ってきました。
時間を見つけてまた読み返したいです。

書いた人 浜野ゆり : 2009年01月05日 10:33