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今週も後半になって、ようやく最高気温が30度を下回るようになり、猛暑の連続から開放されましたね。
（まだ来週も少し上回る日もあるそうですが…。）

夏場には特に、暑さによる疲労感や食欲低下、頭痛予防にペパーミントの精油（エッセンシャルオイル、EO）が毎日大活躍でした。
ペットボトルの水やお茶に1滴加えたり、おしぼりに垂らして顔や身体を拭いたり…もっとも、特に内服は、品質の良いEOでのみ可能なのですが。

ところで暑い季節のデオドラントをはじめ、布類（衣服やカーテン等）、あるいはトイレなどで使う「消臭スプレー」の類が、たくさん売り出されています。
そしてこの3-4年の傾向として「銀イオン」などの重金属イオンが「消臭・抗菌作用が強い」という理由でこうしたスプレーに添加されることが増えたのですが、これがどうも引っかかってなりません。
というのも、公害病のもととして知られる鉛やカドミウムをはじめ、重金属は体内に蓄積しやすく、重度の健康障害をきたす可能性が高いからです。

中には「プラチナ入りの水」まで売り出されていたりして、ますます疑問を感じました。
まあプラチナ（白金）や金といった貴金属はイオン化しにくく（だからこそ錆びにくいのですが）、あまり実害はないのかもしれませんが、それならそれで、飲料水や化粧品にこうしたものを入れる意味がわかりません。
金箔入りの日本酒を飲んで喜んでいる程度なら、笑って済ませられるのですが…。

銀による明らかな健康被害は今のところ聞き及んでいませんが、切花の日持ちをよくするためにチオ硫酸銀処理をしたり、プラスチックに練りこんで抗菌加工したりと、いつの間にか身近に触れるようになっています。
銀製品を置いておくと数週間で黒くなることからもわかるように、一応貴金属とはいっても、銀は結構イオン化しやすいので、体内で本当に安全なのか？不安があります。

我が家でも、それまで使っていたトイレ消臭スプレーが「銀イオン入り」か「殺菌剤入り」しか販売されなくなってしまったため、一工夫しました。
まずドラッグストアでキッチン用の消臭・除菌スプレー（食器・食品周りに使うのでキッチン用はアルコールのみで、余計な薬物が入っていない）を買い求め、使用前にペパーミントのEOを2、3滴加えておきました。
これでトイレ後に適量吹きつければ良いのです。
もちろん無臭でも問題はないのですが、何か香りがした方が――それが天然のものなら特に――感じが良いので。
私はペパーミントを使っていますが、ティートゥリーやユーカリ、ローズマリーといったものや柑橘系など、好みのものでOKです。
こうしたEOはそれ自体にも殺菌作用があり（むろん厳密には濃度によりますが）、清涼感のある爽やかな香りで空間を満たしてくれます。
そして、人工香料のように鼻を突くにおいがいつまでもこもっているということがないのも、大きなメリットです。

我が家の場合にはトイレの他にキッチンの三角コーナーや脱いだ後の靴にもシュッとやります。
前者にはレモン、後者は無臭で…といったバリエーションも、気分に応じて行ないます。
もちろんカーテンやタオルなどリネン類にも使えます。
皆さんもいろいろとお好きな香りを実用的に使いこなしてみてはいかがでしょう。
楽しいですよ。

書いた人 浜野ゆり : 2007年08月30日 22:43

書いた人 CK : 2007年09月06日 09:02

書いた人 ゆり : 2007年09月04日 21:57

書いた人 CK : 2007年09月04日 08:51