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栄養療法、その後の変化

2006年09月13日

栄養療法を始めて半年。
その後の体調の変化などのご報告を。


・今月に入った辺りから、何か筋肉が付いてきているような気がします。


まだ「そんな気がする」程度なんですが、特に上腕二頭筋(力こぶを作るときの腕の筋肉)が微妙に盛り上がっている感じが。

そういえば新宿溝口クリニックの看護師さん(女性)も「プロテインのみだしてから、筋肉がついた」といいながら、やはり力こぶを作って見せてくれましたっけ。

栄養療法を学び、食事中のタンパク質を増やしてきたことと、純粋なアミノ酸顆粒を服用するようになって、筋肉の「原材料」が供給されるようになったためでしょう。
筋肉が増えると体の代謝率がアップするので健康的なダイエットになる上、血糖値の急降下を緩和してくれるため、心身状態の安楽さ、スタミナの持続にもつながります。


ちなみに、食事量の制限はしていません(タンパク質を増やした分、ご飯やパンの量はやや減らしていますが。でないと食べきれないから)。
それで体重は増えず、むしろやせ気味。
溝口先生には「もっとカロリーを摂るように。タンパク質で」と先月いわれました(笑)。


今月に入り夕方からの勤務も始まり、夕食にありつける時間が遅くなるため、夜の診療の合間にベビーチーズや豆乳・牛乳を摂るようにしています。
(「東京メディカルケアセンター」のすぐ隣がコンビニなので、そういう意味では便利ですね)


・コーヒー断ちをしました。


これまでなかなかできなかったのですが、栄養療法を始めて1-2ヶ月した頃の起床前「もう体に悪いものを入れないようにしないとなあ」と急に気持ちがハッキリし、以後まず自宅で飲まなくなりました。


その後も週1回勤務するおはらクリニックでは昼食後のドトールのカフェオレだけは飲んでいたのですが、約1ヵ月半後にあまり美味しく感じられなくなり、以後はロイヤルミルクティーにしています。


・甘味断ちをしています。


これもある日外食帰りにミニストップのソフトクリームを食べたら、直後に
「美味しかった♪ でももう、入れたくないと体が言っている」と感じ、以後菓子類は口にしていません。
まだこちらは3-4週間ですが、それほど「欲しい」という気もしてきません。
やはり体内環境が改善してくると体本来の感覚が鋭敏になり、体に良くないものは欲しくなくなってくるのでは、と思います。


ときに、珍しいお菓子や愛らしいケーキを見るとその瞬間は「おいしそう!食べたい!」と思うのですが、実際に口にしてみると以前のように美味しく感じられず、惰性で食べて(残してはいけないからと、片付けて)いる感じになっており、自分の味覚が変わってきたな、と実感します。


しかし「お菓子を楽しんでいた頃の記憶」があるため、最初見た時の「おいしそう!」反応はしばらくの間残るのだと知り、自分を観察していて、面白いなあと感じます。
「目で食べる」「イメージで食べる」という人間独特のもの、食物に対する意味づけが伴うことを、改めて感じた次第です。


現在、甘味として私の食生活に残っているのは果物くらい。
栄養療法では果物にもあまりいい顔はされませんが、あまりいっぺんにぎちぎちして嫌気が差してもいけないので、果物は気にせず1日2回、好きなものを食べています。


ちなみにプロテインといえば、コンビニやドラッグストアの健康食品コーナーでも各種売っていますが、効果不十分どころか、有害なことの方が多いです。
それは、こうした製品は味を良くするため、多量の糖質を含んでいるため。
また、例えばプルーンエキスで貧血改善はできません。

新宿溝口クリニックの栄養チーフカウンセラー定(じょう)先生のブログ(9月11日付け)に、こうした実例が載っていますので、興味がある方はご一読をお勧めします。

書いた人 浜野ゆり : 2006年09月13日 22:22