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断食デトックスと、ヘナ染め初体験

2006年07月10日

 先月、意図せず「強制デトックス体験」をすることになりました。
 具体的には(比較的強靭だと自負していた)胃腸が急にダウンし食べ物を受け付けず、5日ほどほぼ断食状態になったのでした。


 幸い断食によって体がどんな反応を示すか、その間の飲食はどのようにすれば良いかは自然療法を勉強していたお陰で情報には困らず、むしろ「断食デトックスを自分で試すまたとない機会」とばかりに、観察していました。


 この期間、胃腸が空になるにつれて普段体内(肝臓など)に蓄積している毒素が排出されますが、その副作用として頭痛などの症状が出ることがあります。
 私も最初の3日間、程度の変動はありましたがしっかり体験しました。


 また私の場合はお腹を壊していたので空腹感はあまりなかったのですが、通常の状態から断食して辛いときには、生野菜やベリー類、柑橘類などを食べ、ハーブティ(冷やしすぎないもの)をたっぷり飲みます。
 優良な精油(植物から抽出したエッセンシャルオイル)を体に塗ったりするのもとても助けになります。


 そうして5日後からお腹も回復し、終了。
 一段、体が軽くなった感じです。


 で、こういう経過の後だったので、今後体内に化学薬品を入れるのは嫌だなあと感じ、現在の生活で最も高濃度に薬品に接するのはヘアマニキュアなので、これを止め、天然の草「ヘナ」で染める手法(確か、ネイティブインディアンが昔から使っているものと聞きました)を試してみることにしたのでした。


 幸い近くでそれをやってくれる美容院を見つけたので、先日早速行ってみました。
 天然染料ということで定着に50分かかりますが(ヘアマニキュアなら15分)、その間ジュースやお茶などの飲み物をサービスしてくれるし、読書やちょっとした事務作業をしているうちに終わります。


 ヘナはやや緑色がかった暗褐色。粉をぬるま湯で溶いたものを髪全体に塗ると、よもぎを思わせる草のにおいがします。
 2-3日は濡れた時などにそのにおいが少ししますが、あとは気になることはありません。
 皮膚や鼻への刺激もないし、いい感じです。


 天然のヘナによる染色は明るいオレンジ色で、黒髪の部分は目立たず、白髪の部分だけが染まります。
 今回は初回なのでまだ染まり具合はマニキュアに比べてやや薄めですが、繰り返していくうちに次第に濃くなっていくとのこと。
 また色もちもむしろマニキュアよりも良く、かつトリートメント効果があるそうです。
 実際、染めた日から髪がさらさらの感触となりました。
 今後も続けていこうと思っています。

書いた人 浜野ゆり : 2006年07月10日 22:02

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