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セラピーによる気づき

2006年03月04日

 今日、友人がヒプノセラピー(催眠療法)のセッションを受けに来てくださいました。
 このところ彼女を悩ませていたあることについて、解決の糸口を知りたい、ということでした。
 そして、セッションを通じてご自分で大きな気づきを得て、帰って行かれました。
 私は催眠という状況を設定し、彼女が自身の内面に深くつながれるような場を作っただけで、特別なことはしていません。彼女自身の中にある深遠な潜在意識がちゃんと答えを知っていて、それを顕在意識が認識することによって起こった変化でした。
 セッションを通じて寄り添っていた私も、彼女の洞察を聞いていて、とても感動しました。


 こういうセッションに立ち合わせていただくとき、「人の心は本当に偉大なものだなあ」と感じます。
 私が精神科を選び、更にヒプノなどの代替療法を仕事にすることにしたのも、しばしばこういうクライアントさんの体験を目撃したからでした。
 もちろんこうした変容をできるのはヒプノに限りません。精神分析的精神療法でも、レイキでも、絵画療法でも可能なことです。


 ただ物事には順番やタイミングというのがあり、クライアントさんがしかるべき経験をしてきた後、ある臨界点に達した時に大きな変化を起こすというのが多くの場合です。その臨界点に至るまでの道のりをへこたれずに歩めるよう手助けするのも、セラピストの役割となります。
 今日の友人は、この1-2年かけて自分の中でその準備段階をこなしてきた方でした。だから今日、大きな飛躍をできたのでしょう。
 私にとっても、とても意義深い体験でした。**さん、どうもありがとう。

書いた人 浜野ゆり : 2006年03月04日 22:45

この記事へのコメント

>tacacoさん
お久しぶりです!コメントどうもありがとうございます。
そういっていただけると、すごく嬉しいです!
私こそ、またがんばろう~って思えます。

tacacoさんは来月からセラピールームを移されるのですね。
2箇所あるようですが、分院というか、増設されるのですか?
ますますのご活躍をお祈りしてます。

書いた人 浜野ゆり : 2006年03月07日 20:16

>せき坊さん

コメントありがとうございます!
占星術で例えれば進行の月が6ハウスの後半に来ているときのように、
あるいは「夜明け前が最も暗い」ように・・・
大きな飛躍をする時は、その直前が一番つらいですよね。
でも必ず転機は来ますから、それまでは淡々と日々の課題を消化していってくださいね。
それが「飛ぶ」ためのバネ作りになっていますから・・・。

書いた人 浜野ゆり : 2006年03月07日 20:04

浜野先生、お久しぶりです。
京都の中嶋貴子です。
「セラピーによる気づき」の日記、
セラピストの役割がわかりやすく書いてあり、
とても共感できる内容でした。
またセラピーやっていくぞ~と
いう思いになりました。
ありがとうございます★
四月から新たなセラピールームで、
がんばりたいと思ってます。

書いた人 natural8245(tacaco) : 2006年03月05日 10:07

>物事には順番やタイミングというのがあり~

そうですね。私も十牛図やライフシンボルなどに関わって、それは、実感しております。

私の臨界点は、そろそろだと思うのですが…
へこたれずに頑張ります(笑)

書いた人 せき坊 : 2006年03月05日 08:39

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