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食べすぎと風邪
2006年02月03日
昨年12月18日の日誌でも言及したセミナー(ホワイトエンジェルという所で、後ほどリンクします)にて風邪対策の有用な情報をいくつもいただいたのですがその1つが、食べすぎ・飲みすぎによって体に負担をかけると、毒出し反応として風邪症状をきたす、というのがありました。
直接的に下痢などになる場合もありますが体のだるさをはじめとする各種風邪症状となって出る場合もあります。
(忘年会・新年会で暴飲暴食の翌日、微熱が出たり風邪っぽくなりやすいのもその影響です。)
さて今度の日曜(5日)と火曜(7日)に、2つの自然療法(ボディケア)スクールに、外部講師として講義に行くので、その準備でこの1-2週間はデスクワークを集中してやっていました。
そしてここ4-5日は(我が家では珍しく)肉料理が続き、特に昨日はほとんど出歩きもしないのに夕食は重め。「胃腸に負担かけてるなあ。明日から気をつけよう」と思って就寝したのですが・・・
今日の昼前から突然頭が痛くなり、続いて悪寒が。慌ててビタミンC、葉緑素サプリをのみ、しばらく休んだところ、夕方にはかなりましになりました(質の良いビタミンCを多量に摂ると、風邪からの回復が明らかに早まります)。まだ多少頭がぼうっとするので、今日は早めに休むことにします。
もちろん夕食は納豆・味噌汁・ご飯と軽めにすませました。
また水の代わりにホットのヨモギ茶を飲用。少し苦味があって、胃腸に良いのです。
さて読者の中には、こうした知識を、浜野は医者なのになぜ既に知っていないのだろう?と思われた方もおられるかもしれませんね。
実は西洋医学教育では、こうした体の全体的な反応と予防・治療法の話はほどんど出てきません。
ひたすらするべき検査とそのデータの読み方、処方すべき薬の名前の列記などばかりです。
包括的な体のしくみやセルフケアについては、きちんとした代替療法家の方がよほど把握しています。
もちろんそれらの知識を教えてもらったとき、「ああそれはこういう理屈で効くのだな」「ということは、このようにも使えるし、あの薬と併用したらまずいな」など、自分の中で応用・発展させられるという強みはあります。
そういった意味でも伝統療法と西洋医学、両者の協力が、今後ますます望まれるようになるでしょうね。
書いた人 浜野ゆり : 2006年02月03日 18:22
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