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戸隠神社

2005年12月02日

 11月30日-12月1日、「ホワイトエンジェル」主催のツアーにて長野県にある戸隠神社に行ってきました。
 ここは山の中にある、非常にグランディングパワーの強いスポットです。 戸隠神社ホームページ
 今回、非常に素晴らしい旅行となりました。まず、行き帰りの道中ほぼずっと快晴で、普段は霧が濃くてあまり遠くまで景色が見えづらい妙義山や浅間山もくっきりと見わたせ(浅間山の頂上付近には雪が)、長野市に入ると一瞬霧雨の後日が出たので大きな虹がかかるのが見えました。何か幸先が良いなあと気を良くしていたら、ちょうど我々が神社の参道に到着する2-3時間くらい前から雪が降り始めたらしく、足元は一面の新雪でした。でも降ったばかりの粉雪なので歩きづらくはなく、むしろ余計に雰囲気を盛り上げてくれます。主宰者の白鷺さんによると、雪が降った方がその場のパワーが強まるので、これは歓迎すべきタイミングだそうです。
 どこまでもまっすぐに伸びる参道を30-40分歩いていくと途中で狛犬と門があり、そこをくぐった先からは太い杉が両脇に植えられていて、一層シンと身が引き締まるような空気になります。階段を登って奥社に到着する頃には何だか心が洗われるような気持ちになってきます。
 冬、しかもこんな雪の降る中参拝する人は我々の他になく、神主さんもちょっと驚いているようでした。
 帰り道、夕闇が迫るのに背を押されるようにして、バスまで戻りました。不思議な天気で、粉雪が舞う一方で空は晴れており、いくつかの星も見えました。中でも木々の合間から見えた星の一つは非常に明るく、惑星の大接近時のようで、最初は電灯かと思ったほどでした。
 実はツアー当日少々風邪気味で、それこそ葛根湯をのみながらの参加だったのですが、お参りして戻ってきたら、そんな症状はどこへやら。非常に寒かったもののそれほど苦にも感じなかったのは、やはり場の力が心身にとても心地良かったからなのかもしれません。
 そこからバスで15分ほどの所に日帰りの「神告げ温泉」というのがあり、そこで1日の疲れを癒しました。入浴しながら展望窓を眺めると粉雪が風に舞い、それが照明で夜闇に浮かび上がって、幻想的な雰囲気です。
 そして更にバスで5分行くと今回の宿泊所に。ここはヒーリングミュージックで有名な宮下富美夫氏のゲストハウスです。普通のツインや3-4人向け部屋がメインですが、廊下などいたる所にアロマキャンドルやヒーリンググッズが飾られ、奥の大部屋(30畳くらい?)にはラグやリクラインニグチェアが多数あり、ヒーリング音楽をかけるための大きなオーディオセット、そして7つのチャクラに作用するというクリスタルボウル(器)が置いてありました。床は木で、床暖房なので座るとほんわかと温か。さすがにヒーリング系向けに作られた、という感じの場所でした。食事も手作りで美味しく、アットホームな雰囲気です。夏場は涼しくて、さぞ快適だろうと思われました。
 今回のツアーの主宰者、白鷺さんはチャネラーなのですが、旅が終わる頃、次のような説明をしておられました。すなわち、ツアーの効果は人によるが、平均2週間から1ヶ月以内に現れること。特にグランディングを目的とする場合、体力を使って歩くとか、雪が降るとか、交通機関など進行のトラブルが旅行中にあった方が効果的。なぜならツアーの中でそれを体験することにより、実際の生活の中で体験することになっていた障害を予め消化したことになるからで、トラブルが取り除かれたぶん、旅行後の現実生活での前進が早まる、と。
 これを聞いて、非常に興味深く感じました。白鷺さんは特に占いはやっておられないのですが、この説明はちょうど、「開運旅行」や「祐気取り」について知っている占い師がクライアントにするのと酷似した説明だからです。
 占いもチャネリングや気功も、その「場の力や性質」(それを「気」とか「オーラ」とか、呼び方は様々に異なりますが)を測り、マイナスを最小にしてプラスを最大にできるよう工夫するものですが、手法は違っても目指すところが共通していると、同じような真理に行き着くのだなあ、と感じたのでした。
 ちなみに今回の旅行を純粋に占い的に観ると(私が使ったのは九星気学)、出発日の日盤では万人に共通の吉が1つ、凶が1つ。私個人にとっての凶がもう1つでした。その上(占術は違いますが)西洋占星術では水星逆行真っ最中で、まあ普通ならわざわざこういう日を選んで旅行をしようとはしないでしょう、という日です。そこでせめて個人の凶に対してはちゃんと手を打たなくてはなりません。今回は「酉」が私には必要だったので、酉≒鶏≒鳥ということで、鷲のぬいぐるみを持参しました。これで難逃れを画策したわけです。
 ちなみに今回の「共通の凶」は「七赤金星暗剣」というもので、典型的な象意としては「口論、歌やおしゃべりがうるさい、女の子ならではの(ぶりっ子的)いやらしさ、食べ物などが見かけ倒しで美味しくない、刃傷沙汰ないし怪我、期待が満たされず今いち不満」などが挙げられ、各参加者が自分なりに経験するはずでしたが、今回の旅行を通じて、なかなか思い当たる点がありませんでした。強いていえば私の場合、帰り道の昼食で釜飯を食べようとしたものの直前で売り切れてちょっと残念、というくらい。つまり七赤金星の悪さとしては、最小になったのでした。
 全般的に吉の方が強かったのか、強力なパワースポットを訪れたおかげか。いずれにしろこの時期、この場所、そして「往復快晴、参拝時のみ雪、その他の旅程も快適」という日を白鷺さんはチャネリングを通じて選んでおられるわけです。これは占い師の択日(良い日選び)と同様1つの専門技術であり、今回の旅程を見れば彼女が優秀な技能を持っておられることがわかります。
 今後1ヶ月の自分や各参加者の生活にどのように前進が見られるか、楽しみです。

書いた人 浜野ゆり : 2005年12月02日 10:09

この記事へのコメント

>せき坊さん
コメントありがとうございます!
せき坊さんの旅行記は豊富な写真入りで、とても見易くて素敵ですね。
沖縄は何故か縁があって、思えばこれまでに5回訪れていますねー。その割には首里城とか、ちゃんとまだ見ていない気がしますが。
せき坊さんは逆に、戸隠神社に何度も行かれてたのですね。
私も次回は初夏か夏あたりに行きたいなあ、と思っています。

書いた人 浜野ゆり : 2005年12月04日 22:53

>金色の翼さん
コメントありがとうございます!とても嬉しいです。
そうなんです・・・10代から20代の頃、特に学生時代は人と接するのが苦手で、殊に集団の中では非常に緊張して居心地が悪かったものです。
今はもう、それなりに割り切り、自分なりのスタンスを決められるようになってますが(笑)。
社会人になり、年の功を得ていくのも良いものだなあ、と感じております。

書いた人 浜野ゆり : 2005年12月04日 22:47

戸隠は、いいところですよね。1999~2002年までは、毎年参拝していました。5月の水芭蕉の時期もステキですよ。
旅行記の中に交通機関のトラブルの話がありましたね。最近、沖縄を旅行して、トラブルがあったので、悪い意味ではないのだと知り、安心しました。

書いた人 せき坊 : 2005年12月03日 11:09

ゆりさん
楽しかったですね。
あまりお話できなかったけど
本来私は一匹狼 あまりわいわいするタイプではないので話しかけられないと話さない
多分ゆりさんもそうなのかな なんて思いました。

旅行記 私が書いたのとえらい違いで
うんうんとうなずきながら読ませていただきました。
またご一緒したいです。慶

書いた人 金色の翼 : 2005年12月02日 21:59